「まちをアイデアで元気に！　地方創生ハモリバxカマコン　カマコン式ブレスト大会！」のブレストテーマ第2弾が決まり、「地域横断ブレスト」も第2ラウンドを行いましたので、各地のブレストで出たたくさんのアイデアをみなさんに共有させていただきます。

カマコン式ブレストの第2弾のテーマは、先にお題募集の際に投稿いただいた日本の伝統工芸・技能の継承についてのテーマとさせていただきました。

題して、「日本の伝統工芸を未来につなぐためのアイデア」というテーマで、2月の「タカポケ」 (富山県高岡市)、3月の「地域資本主義サロン」、カマコン有志による「サロン・ド・カマコン」（神奈川県鎌倉市）の3件の地域横断ブレストを行いました。
それぞれのブレスト結果を順にご紹介していきます。

●タカポケ （富山県高岡市）
新型コロナウィルス感染予防対応のため完全オンラインで2月17日に開催された、「タカポケ」 vol.41定例会には15名ほどが参加、地元 高岡市のプレゼンターからのプレゼンテーションとブレストの後、地域横断ブレストを行いました。

高岡市とその周辺は、鋳物・銅や錫などの金属加工、漆・木彫などの伝統工芸の文化が受け継がれており、また、市民によって作られた高岡大仏など、地元の文化遺産に誇りもある地域であり、参加者の皆さんにとっても、伝統工芸についてのテーマも身近に感じられるものでした。そのため2チームに分かれたそれぞれのブレストで、高岡の地元の文化・技能、地域の特色も生かしたアイデアがたくさん集まりました。

当日のアイデアのメモもご覧ください。（添付PDF）
目立ったアイデアを以下にピックアップしてみます。
・それぞれの家にある伝統工芸の器を持ち寄る展示会
・伝統工芸家が5軒ならぶ街並みを作る
・万葉線（ライトレール）の車両を漆塗りでラッピング
・テスラとコラボした漆塗り電気自動車でPR
・鋳物積み木
・大仏の彼女のデザインを募集して、鋳物で巨大女神像を作る
・ドラえもんの巨像を高岡銅器で作る
・万葉かるたを漆や鋳物でデザインした壁をつくって名所にする
・漆工芸や鋳物を取り入れた服のファッションショーをやってパリコレに進出
・地域の駅、バス停に伝統工芸品を置く
・給食の食器を伝統工芸品にする
・螺鈿でデコレーションしたタクシーを走らせる
・国際宇宙ステーションに錫のぐい呑みと漆の器を乗せて使う
・車のご当地ナンバープレートを伝統工芸品で作る
・小学生の必修科目にして、小学生の作品コンテストを開く